ここではポルトルージュKIYONDOに集う
メンバーの方の作品をご紹介しています
「 人 形 デ ッ サ ン 」 大熊喜一
F6号のスケッチブック 鉛筆
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大熊喜一
絵を描くことは人生初の経験です。
そこで、この様なかわいい人形達に出会える幸せがあるとは・・・人生面白い出会いがあるものですね。早く絵にしたいです。
(イラスト:はやしすみこ)
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大熊氏は写真家でもある。彼にとっては、デッサンとは
動きを見たり、空間(奥行)を見たりするのにとても大切な様に
うけとれる。これからも、細かい所にこだわらず、大きな見方を
心がけてほしい。
デッサンをすることによって、より早く画面を切り取ることができると思います。
小澤清人
「櫻 ビ ス ク」 吉田裕子
32cm×41cm スケッチブック 鉛筆
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吉田裕子
一番好きな人形を描きました。日本童女に西洋衣裳という和洋折衷も気に入っていて、もう何回も描かせて頂きましたが、まだ愛らしさや絹・椅子の質感等よく出せません。 実はずっと少女だと思って描いていましたが、最近になって案外ベビードールだったと知りました。意外でしたがかえって余計に可愛くなりました。今度はもう少しレースを細かく描き込んでみようと思います。
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裕子さんは、とても観察が細やかで、繊細にデッサンをする事が度重なり、結果として物の質感がとても良く表現できる様になったと思います。
これからも、この姿勢でデッサンに励んで頂きたいと思います。
小澤清人
「癒 着 絵」 宮沢新樹
約10cm×18cm(写真大判サイズ)水彩(水に溶ける色鉛筆)
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宮沢新樹
友人や仕事で知り合った方々の写真を撮らせていただき、それを絵にして名刺代わりに差し上げており、喜ばれるし、覚えてもらえるしで勝手に「癒着絵」と呼んでおり、この2年間で約60枚位描きました。写真から描くので不明な部分等も多いのですが、その人のイメージ等を思い起こしながら、その人の雰囲気が出るように描いています。
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一番好ましい勉強のやり方だと思います。その人を見てその人の内面を探るがごとくに表現していく、しかも描いている内にその人の人となりが見えてくる。これは人生にとって一石二鳥の早業ですネ。
ずっと続ける事が肝心だと思います。
小澤 清人
「なつやすみ」 さとうあかね
F15号 キャンバス
アクリル・鉛筆
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さとうあかね
壊れた人形に惹きつけられ、どうにか作品にしたくて、キャンバスで描く前にデッサンを何枚も
書きました。気が付くと1年間描き続けていまた。
難しく苦戦しましたが、諦めずに描ききりました。
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時間をかけて好きなモデルを何回も描き続ける事はとてもデッサンの
勉強になります。 何枚も描き続けていると、そのモチーフの
絶対バランスが判ってきてそれが作品につながります。
今回の15号の作品はその「好き」が良く表現されていると思います。
小澤清人
「みんな仲間」 はやしすみこ
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はやしすみこ
人間の顔って興味深いな、と思いながら少しずつ似顔絵を練習しています。
いつも一緒に学んでいるポルトルージュの仲間の皆さんを、楽しみながら描かせていただきました。
人間の顔を描くと云う事はとてもデッサンの勉強になると思います。その人のアウトラインを通してその人の内面まで表現するのはたいへん労力がいります2~3時間の間に7人描かれ・・・。おつかれ様でした。
小澤清人